ウイスキーのモルティーについて

シリアル・穀物香・モルティなフレーバーが楽しめるウイスキー

焼き立てのパン、砕いた麦、トウモロコシ、ビスケットなど、「モルティ」「シリアル」「穀物香」といわれるフレーバーを感じるウイスキーのことです。

穀物・シリアル系のウイスキーのフレーバー表現

• モルティー（Malty）: 焼きたてのトースト、ビスケットやコーンフレークなどの穀物の香り
• ビスケット: 強く焼き上げて乾燥された感じと、麦の持つ甘み
• コーンフレーク: トウモロコシに由来する風味と爽やかな甘さの組み合わせ
• 焼きたてのトースト: 焼き上がったパンの風味と、発酵した麦芽の甘みが豊かに香る
• 全粒粉クラッカー: 固く、味わい深い麦の味で乾燥感が強い
• グラノーラ: 数種類の麦の味と、ドライフルーツに似た甘みが感じられる複雑な味わい
• 菓子パン: 焼き上がったパンに砂糖系の甘味が感じられる味わい

モルティーとは

ウイスキーの香りを表現する言葉のうち、もっともポピュラーなもののひとつが「モルティー」です。モルティーは、ウイスキーの原料である大麦・ライ麦・小麦・トウモロコシといった穀類に由来する香りです。パンを焼くと生まれる「加熱臭」や、「麦芽エキスの香り」ともいわれ、イメージとしては“ビスケット”“コーンフレーク”“焼き立てのトースト”“全粒粉クラッカー”など。ときには「段ボールのような香り」と表現されることもあります。